Archive for the ‘肌の悩みアレコレ’ Category

美白成分にも油溶性甘草エキス・アルブチンなど、さまざまな種類のものがあります。


前ページでも書きましたが、厚生労働省が医薬部外品として9種類ほどその効果を認めているものがあります。


それ以外の、厚生労働省の許可成分以外のものでもさまざまなものがあって、
化粧品には数多くの美白成分が入っています。


メーカーが独自開発した成分も含めると、それこそ数えきれないくらいの美白成分があるのが現状だとおもいます。



今販売されている美白化粧品は、これらのさまざまな美白成分を、
大抵の場合はいろいろと混ぜ合わせたかたちで配合されています。


これらの成分のうち、人によって効果の出方はちがってきますので、
これがものすごく効果があるとか、これはちょっとイマイチ・・・などといったようなものはありません。


また、どの人にも万能な美白化粧品というものはなく、
さまざまなタイプのものから自分に合うものを探さないといけません。


当然、自分の肌に合う・合わないはあるので、かぶれたりしてしまうこともありますが、
こればかりは自分の肌で一度つかってみて、効果を観察しながら選ぶしかなさそうです。



それと「美白」というと、どのようなものでも白くできると勘違いされている方がいらっしゃるかもしれませんが、
そのようなことはありません。


というのも、メラニンの育成をを抑えるのが美白成分なので、
メラニンでない「皮膚の黄ばみや、ニキビ痕の赤身などの色」は当然ながら消せません。


また、前ページの繰り返しになりますが、メラニンでも「事前予防する」といったかたちでの使用であって、
シミができてから消すといったものではないです。




自分にあった美白化粧品を、たくさん種類のある美白用の化粧品のなかから1つ探し出すというのは、
けっこう難しく思えます。



最重要になるのは「美白成分を含んでいるかどうか」いうことです。


ほかにも使用感や値段も重要になってくると思いますが、最重要項目ではないです。



あまり美白成分を含んでいないのに、なんとなくCMで聞き覚えのありそうな、
「薬用ホワイト●●配合」のような名前であたかも美白化粧品のようなイメージで売られているものもありますね。




ちなみに……厚生労働省が、医薬部外品として美白成分と認めたものは9種類あります。


・アルブチン……………チロシナーゼ抑制効果

・エラグ酸………………チロシナーゼ抑制効果

・ルシノール……………チロシナーゼ抑制効果

・ビタミンC誘導体……チロシナーゼ抑制効果

・プラセンタエキス……チロシナーゼ抑制効果

・カモミラ ET………エンドセリン伝達阻害効果

・トラネキサム酸………プロスタグランジンE2抑制効果

・t-AMCHA………プロスタグランジンE2抑制効果

・リノール酸S…………チロシナーゼの量を減らす効果



そのほかの美白成分

油溶性甘草エキス………チロシナーゼ抑制効果

ハイドロキシン…………チロシナーゼ抑制効果




「一応それっぽい美白効果のありそうな化粧品は使ってますよ」

といった感じの方が多いかもしれませんが、
確実な美白効果は期待できないかもしれないので、注意が必要です。




前ページでシミの種類は書きましたが、シミのなかにも

「美白化粧品の効くもの」・「美白化粧品が効かないもの」

があります。



美白化粧品が効くシミは、

  ・老人性色素班(ごく初期の状態のもの)
  ・炎症性色素沈着
  ・肝班

の、3つです。



女性が気にかけるシミの大半は、老人性色素班ですが、
残念ながらこのシミは、、美白化粧品は効果があるのは
ものすごく初期のシミとわかるかわからないか程度の薄い状態のときだけです。



「あれ?シミができちゃった・・・」

……と思ってから、

慌てて美白化粧品を使ったとしても、なかなか自分の思ったような効果がえられないので、

「美白化粧品なんてたいして効かない」

と、シミを薄くするのを諦めてしまう方が多いのは、こういった理由からだと思います。



だけど、正しい使い方をすることによって、美白化粧品の効果は表れてきます。



まず最初に、そもそも美白化粧品は

「シミができてから薄くするのではなく、あくまでも予防的に使うもの」

なのだと思っておくことが大切です。



人によって、できやすさに個体差はあるものの、老人性色素半は、誰でも40代くらいになるとできてきます。


ですので、シミができてから対処するのではなくて、美白化粧品を使いはじめるようにするのはもっと早い年齢、
具体的には30代になったころくらいから使いはじめるのがよさそうです。



それと美白化粧品はあくまでも予防的に使うものなので、長く続けられるものを顔全体に毎日使用してみて、
その中から自分にあったものを選ぶことが大切になってきます。




「シミ」というのは医学的な言葉ではないので、厳密な定義といったものはないようです。


人によっては、イボやホクロに該当するものでも、「シミ」と呼ぶ人もいるようですし。



「肌の上に、正常な皮膚色とは別の色のものが発生して、外見上の問題になったもの」

のことを、世間一般ではシミと呼んでいることが多い感じがします。




そして、それらはおおまかに6種類に分けられます。


老人性色素班(日光性色素班)

原因:紫外線

もっとも「シミ」とよばれるのの中で多いものがこれになります。
紫外線が原因で発生するものです。

おもに1センチ以下の丸い色素班が頬骨の高い部分にできて、
はじめは薄い茶色をしてたのが、だんだん色濃くはっきりとしてきます。

何年も経過するうちに、隆起してくることもあるみたいです。



治療法・対策

ごく初期のものならば、美白成分のスキンケアが有効です。

できてしまったシミは、ごく薄いうちなら、スキンケアで対処すれば薄くできる可能性もありますが、
はっきりとしたシミになってきたら、レーザー治療じゃないととれなくなります。




脂漏性角化症

原因:老人性色素班を放置したままにしておく

老人性色素班から次第にイボのように盛り上がってきてしまったもののことです。

表面はボツボツとしています。

ちなみに、手の甲にできる茶色いシミも、これに該当するものが多いようです。



治療法・対策

レーザー治療でないと、とることはできません。




肝班

原因:女性ホルモン

男性にはほとんどできず、大半が女性にできるシミです。

頬骨の部分に左右対称にモヤモヤとできることが多く、色は茶色、灰色などさまざまです。

女性ホルモンがくずれたとき・妊娠中・ピルを服用したとき・更年期の人によくみられるシミです。



治療法・対策

妊娠中・ピルを服用したとき・生理前などは、普段よりもシミができやすい時期なので、
は意識して紫外線対策をするようにしましょう。

ピーリングや美肌化粧品が有効です。
濃くなる前に早めのスキンケアを心がけましょう。




炎症性色素沈着

原因:炎症

ニキビ痕・湿疹の痕・カミソリ負けのあとが、「茶色くシミになって残ったもの」です。

炎症によって色素沈着を起こすと、結果的にはシミとなってしまいます。

ムダ毛を無理に抜いたときに炎症をおこしてしまい、炎症性色素沈着を起こしてしまうこともあります。

時間が経過すれば、消えることもありますが、消えるまでに2~3年かかるったりすることもあり、
その間に日焼けをしてしまうと、消えなくなってしまうことがあるので注意が必要です。



治療法・対策

早く消すには、ピーリングがとても有効みたいです。

美白化粧品を併用すること、さらに効果が期待できます。




雀卵班(ソバカス)

原因:体質遺伝

鼻を中心にできる、茶色い色素半のことです。
一般的には「ソバカス」と呼ばれてます。
原因は遺伝的なものです。

10代のころからできてきて、鼻を中心に小さい茶色の色素班が散らばるようにできます。

シミのひとつひとつが、マルというより、三角や四角のような形をしています。

日本人だと色白のひとに、割合としては多くみられますが、
どちらかといえば、白人にとてもおおくみられるシミのようです。



治療法・対策

美白化粧品でのスキンケアをしても、効き目はあまりないみたいです。
レーザー治療すれば、きれいにとることができます。




花弁状色素班

原因:日焼け

海や山で急に日焼けしたあとに、肩~背中あたりにできる小さいシミのことをいいます。

花びらのような形をしているので、こう呼ばれています。



治療法・対策
レーザー治療以外では、消すことは難しいみたいです。




まず、自分にできてしまったシミがどれに該当するのかをチェックしてみましょう。


ただ、ホクロ・アザ・ウィルス性のイボをなどを、シミと間違えることもあるので、
判断に悩んだ時には、専門家に相談してみたほうがよさそうです。




紫外線が皮膚にとって有害であるとはいえ、
人間は、吸血鬼ではないので、太陽のもとで生きていくしかありません。


ただありがたいことに、人間には紫外線から体をまもる能力が、あらかじめ備わっています。



たとえば日光浴をしたとしても、足の裏は火ぶくれにはなりませんよね?

これは、角質層のおかげなんですが、足の裏の分厚い角質が、紫外線を吸収しているためなんです。



逆に、手あれや乾燥肌などが原因で、角質のバリア機能が弱まっていたりすると、
当然のことながらシミができやすくなってしまいます。


皮膚の中には、ウロカニン酸や、グルタチオンといった「抗酸化物質」があって、
これらの抗酸化物質は紫外線が生み出す活性酸素を除去しています。


ただ残念なことに、年齢を重ねるごとに体内の抗酸化物質は減少してしまいますが。

そうなってくると、美肌のためには食物から抗酸化物質を補う必要がでてきます。



そのためには、ビタミンやポリフェノールなどを多く含む
野菜を食べる必要があります。




おもな抗酸化物質と、それを多く含む食品を書きますと、


 ・ビタミンA 緑黄色野菜
 ・ビタミンC 緑黄色野菜・淡色野菜
 ・ビタミンE 玄米・大豆・植物油・黒パン・落花生
 ・カテキン  緑茶・カカオ豆
 ・イソフラボン 大豆
 ・リグナン ゴマ
 ・リコピン トマト・ニンジン・オレンジ・パイナップル
 ・そのほか 赤ワイン・ココア・そば・タマネギの皮・かんきつ類の袋



これらの食品を使った料理を食べるようにするよさそうです。
体内からも紫外線対策をしていきましょう。




生理前には黄体ホルモン(※1)が紫外線感受性を高めるので、日焼けをしやすくなってしまいます。
妊娠中やピルを服用しているときも同様に、日焼けをしやすくなります。



ですのでこれらの時期は、普段よりも日焼け対策に気をつかうようにして、
予想ができることはそのまえに対処するようにしましょう。


ここで事前に覚えておくことで、あらかじめ対応できますし。



それと、ストレスも美肌の大敵で、これもメラニン生産に関与してきます。
原因としては、ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが分泌されるからです。



また、ホルモンバランスがくずれてしまう例として、不規則な生活があります。

結果、不規則な生活を送っていると、
規則的に生活している人と比べた場合、シミのできる割合が増えてしまいます。



つまるところ、紫外線対策や日焼け止め化粧品だけではシミは防げません。
これらのような、体内環境や食生活を含めたうえで、シミ対策が必要になってくるんですね。




※1 黄体ホルモン
卵胞から排卵がおこると、そのあとに黄体というものができて、
黄体ホルモンを分泌しますが、黄体ホルモンはメラニン色素を増やす働きがあって 、
皮脂分泌も増えるので、シミやニキビ原因になります。

また、月経前緊張症という、イライラ・肩こり・頭痛などの生理前の体調不良にも、
この黄体ホルモンが関係しているといわれているそうです。




ビタミンを手軽に摂取することのできるサプリメントは、
天然のものと比較した場合においては、残念ながら効果はいまひとつ期待できそうにないです。


たしかにお手軽で便利なことには違いないのですが。



ひとつ例を挙げてみますと、ビタミンB症候群やビタミンCを含んだ、
野菜をたくさん摂取しても、尿が黄色くなることはないです。

それにたいし、サプリメントで摂取すると、
尿が黄色くなって排出されてしまいます。


からだの吸収力が、両者ではそのくらい違うんですね。



実際に食生活のほうをきちんと改善することによって、
肌あれもいい方向へ向かっていく可能性が高いみたいです。


それにたいして、肌あれの原因が野菜の摂取不足というような人が、
ビタミン剤のみを摂取しても、あまりいい結果はもたらされないようです。




ですので、本当に美肌になりたいのならば、サプリメントに安直に頼るようなことはしないで、
食生活のほうをしっかりと改善するようにしたほうがいい結果をもたらしてくれそうです。



ちなみに1日の必要量は、ビタミンCはキャベツ1枚で足りるみたいです。


あとは、ローズヒップティーも、ビタミンCが豊富なため、事前の紫外線対策に飲むといいようです。


ローズヒップティーといえば、美肌ネコはデニーズに行くと、
なんとなくローズヒップティーを飲みたくなります(笑)。




誰でも

「からだの内側から美しく・・・」

こういった思いはあるんじゃないでしょうか?



ビタミンCを飲んでいる割合が、シミを気にしているかたは多いみたいですが、
肌の中で働くのに、口から入れたビタミン剤では十分な濃度にならないため、
実際にはシミが薄くなることはほとんどないみたいです。


大半が、皮膚に到達するころには使われてしまっています。
というのも、全身のさまざまなか所では必要だからです。
ビタミンCは。



それに、本来は紫外線から正常な細胞を守るためにメラニンの生産はおこなわれるため、
それに逆行する反応(この場合だとシミが消えるみたいな)が起こることなんて、
当然のことながら、ほとんどないんですよね。



でも、ビタミンCを摂取することによって、紫外線に対する抵抗力はつきます。

理由としては、抗酸化力がありますから。
ビタミンCには。

皮膚を紫外線が原因で発生した活性酸素から、守ってくれるんです。



なので、効果を期待できるのは、シミを事前予防をする場合ということになります。


はじめに書いたとおり、既にあるシミを薄くするような効果はほとんど期待できませんが。



ですので、シミの事前予防には、ビタミンCを海水浴や山などの、
紫外線の強い地域に行く2週間ほど前からあらかじめ摂取しておくことによって、効果が期待できると思います。




日焼け止めクリームは前のページにも書きましたが、塗る量によってその効果が違ってきます。


厚めにしっかりと塗るようにして、シミのない美肌を維持するのにこころがけましょう。


なおかつ、この厚く塗った状態を維持しなければなりません。

日焼け止め化粧品が、汗をかいたり、海で泳いで水に触れたりして落ちてしまった場合は、
すぐに塗りなおすクセをつけておいたほうがよさそうです。



ありがちな場面としては、海に入った場合なら・・・海から上がったら体をふいて、
水をふきとり次第、日焼け止め化粧品を再度塗り直すといったような具合です。



面倒だからといって塗り直しを怠ってしまうと、

「日焼け止めクリームを塗っていたのに日焼け止めをしてしまった。」

というような、手間がかかったにもかかわらず、悲しい結果なってしまうこともありえます。



繰り返しになりますが、日焼けをしてしまってシミになってからでは、シミを消すのが難しいです。
最悪の場合、シミが消えることはないこともありえます。


ですので、くれぐれも日焼け止め対策はきっちりとおこなって、美肌を守るようにしましょう。




ちなみに、1日で日焼け止め化粧品をちょうど1本(標準的な100mlのものの場合)
使い切るくらいの量が、上に書いたような全身にぬかりなく日焼け止めクリームを分厚く塗って、
日焼けするのを防いだ場合は必要になります。


それはちょっと使いすぎではないかと思われるかたもいらっしゃるかもしれません。


ですが、もしシミができてしまって、今後長期間にわたって化粧品に大金を使わされることを考えた場合、
決して惜しむべき投資ではないはずです。


とにかくシミは、事前予防を心がけるに越したこはありません。




普通に生活している時よりも紫外線が多い、夏の海や山、スキー場などの場所で過ごす場合は、
紫外線対策を万全におこなう必要がでてきます。



日焼け化粧品は、乳液かクリームタイプで、
SPFは50か50+にして、PA+++の紫外線カット効果のもっとも高い、
ウォータープルーフタイプのものを選ぶようにしましょう。



本当のオススメは、紫外線吸収剤が入っていないタイプなんですが、
ノンケミカルタイプでSPF値が高いものはほとんどありませんから。



当然、そのぶん肌への負担も大きくなりますが、
ノンケミカルタイプではないタイプの日焼け止め効果重視の日焼け止め化粧品のせいで
肌があれてしまっても、それはあとから直すことが可能です。


それに、そんな数値の高い日焼け止め化粧品は、
日々の日常生活で毎日使うものでもないですしね。



だけど、シミは1度作ってしまうと、消すのは非常にむずかしいです。
最悪の場合、消えないこともあります。



ですので、こういったときの日焼け止め化粧品を選ぶ基準は、
とにかく日焼けをしないということを、最優先にして選んだほうがいいと思います。



ただ肌の弱い人は、顔だけはSPF30までの、
ノンケミカルタイプの日焼け止め化粧品に、しておいたほうがいいとおもいます。


日焼け止め化粧品をできるだけ厚くぬって、その上からファウダーパンデーションを重ねることによって、
日焼けを防ぐことが可能だからです。